病理診断科
病理診断科は、採取された組織・細胞を観察することで病気の診断（腫瘍性疾患か否か、腫瘍の場合は良性・悪性か等）を行っています。
診療方針
受診される皆様へ
当科は、直接患者様を診ることはありませんが、顕微鏡を通して間接的に患者様を診ています。正確な診断により、適切な治療へと導くことを心掛けております。
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かかりつけ医の先生方へ
当科の特徴は、「病診連携」の円滑運用を目的に、地元医院・診療所の病理組織標本を受託診断しています。その中から、悪性疾患患者のほとんどが当院へ紹介・受診されています。
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病理診断科部長福留 寿生
診療内容
病理業務の概要
当科は、迅速報告に徹しています。悪性腫瘍は国際分類に基づいて登録されています。
病理組織診断・術中迅速診断
手術や内視鏡などによる生検により採取された組織を標本とし、顕微鏡下に診断を行います。通常の組織診断とともに、手術中に治療方針決定のために行う術中迅速診断も行われます。
細胞診診断
喀痰・尿・液体成分中に含まれる細胞を顕微鏡下に観察し、病気の診断を行います。これらの細胞の採取方法として、病変に直接細い針を刺入して吸引する等があります。
病理解剖
不幸にして亡くなられた患者様を解剖させていただくことで、臨床各科の医師に対して、診断・治療を反省・検討するためのデータを提供します。
診断実績（2022年）
| 種 別 | 件 数 |
|---|---|
| 組織診断 | 3,802件 |
| 細胞診診断 | 4,398件 |
| 術中迅速診断 | 165件 |
| 病理解剖 | 5件 |
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スタッフ紹介
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病理診断科部長福留 寿生(フクトメ カズオ)
平成3年医学部卒業
認定資格
・日本病理学会病理専門医
・日本臨床細胞学会細胞診専門医
・日本臨床検査医学会臨床検査専門医
・死体解剖資格認定医
