中央放射線部

 中央放射線部は、放射線を取り扱って、検査・治療を行っています。
 中央放射線部の組織・業務紹介、検査一覧、放射線治療、スタッフ紹介については、以下のリンクを参照してください。

中央放射線部の組織・業務紹介

瀬田 秀俊

診療部長 兼 中央放射線部長 兼 放射線診断科部長瀬田 秀俊

技師長 刀根 淳也

中央放射線部の概要

 中央放射線部では、診療放射線技師32名(正規職員28名、臨時職員4名)、事務職員3名(臨時職員)で構成され、現在の医療には欠かせない様々な画像検査から放射線治療まで幅広く行っています。

 診療放射線技師は、最小限の被ばくで最大限の医療画像情報を提供することが責務と考え、全ての部門において無駄な被ばくを無くし、現状に満足せずより良い医療を提供しようとスタッフ一同取り組んでいます。

 医療機器の技術進歩は目覚ましく、CTやMRIをはじめとする医療機器は日々高精度化、高機能化しています。我々は、それら機器の性能を十分に発揮させなければなりません。より高度な知識、最新技術の習得に向け、様々な研修会や学会など積極的に参加し研鑽しています。

 全ての患者さまに安全かつ安心して検査・治療が受けられるよう、スタッフ全員が他職種とも協力してサポートいたします。検査や放射線についての疑問やご要望などございましたらお気軽にお尋ねください。

検査一覧

一般撮影(X線検査・レントゲン撮影)

 X線を使用する検査としては最も一般的な検査です。X線を人体に照射し、各組織の通過してきたX線量の違いを画像として表示します。肺やお腹の状態、骨・関節の状態を見たい時などに行われる事が多い検査です。

 

 

マンモグラフィ検査(乳房撮影検査、MMG)

 マンモグラフィ検査(乳房撮影検査)は乳房専用X線撮影装置を用いて乳房を圧迫して撮影する検査です。乳房を圧迫することにより、乳腺内を明瞭に撮影でき、また被曝も低減されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CT検査(コンピュータ断層撮影)

 CT検査はX線を使用し体内を断面画像として描出する検査です。検査時間は比較的短く、検査台に寝ているだけで痛みも無く安心して検査を受けていただけます。

MRI検査(磁気共鳴診断装置、Magnetic Resonance Imaging)

 MRI検査は強い磁場と電磁波を用いて体内を断面画像として描出する検査です。特徴は、放射線被ばくが無いこと、任意の断面を撮影できることです。

腹部超音波検査(腹部US検査、腹部エコー検査)、血管・体表超音検査

 腹部超音波検査(腹部エコー検査)は、人に聞こえない領域の音波を用いて体内の状態を観察できる検査です。リアルタイムに任意の方向の断面像として観察が可能なことが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

心臓超音波検査 (心臓エコー図検査、経胸壁心臓エコー図検査、TTE、心臓US)

 心臓超音波検査(心臓エコー検査)は人に聞こえない領域の音波を用いて体内の状態を観察できる検査です。リアルタイム性に優れるという特性があり、瞬時に画像表示ができ動きに強いため、常に動き続けている心臓を観察するのに適している検査です。

 

 

 

X線TV検査(X線透視検査)

 体を通過したX線による画像をリアルタイムで画面上に表示して、体の中の臓器や骨などの状態を見て様々な検査(胃透視・大腸透視など)や治療(骨折や脱臼の治療、胆石の治療など)を行います。

血管造影検査(アンギオ検査,angiography)

 血管撮影検査とは、X線と造影剤を用いて血管の走行を撮影する検査です。 カテーテルという細い管を動脈または静脈に入れ、目的の部位まで進めて、造影剤で血管の形態や、血液の流れを撮影します。

 

核医学検査(シンチグラフィー,RI)

 核医学検査(シンチグラフィー)とはガンマ線という放射線を出す薬を静脈注射し、体内から出てくるガンマ線を体外から計測する装置(ガンマカメラ)を使い画像にしたり、集まり方を調べたりします。

骨密度測定検査(DEXA)

 骨密度測定検査(DEXA)は2種類の微量X線を使用し、「骨成分」を調べる検査です。 基本的には「腰椎」と「大腿骨」で検査を行います。検査時間は約10分程度と短く、痛みもないため安心して検査を受けていただけます。

放射線照射装置(リニアック)

 放射線治療は、治すことを目的とした治療から、症状を和らげるための治療まで幅広い役割を担うことが出来ます。がん細胞の増殖能力を抑えることで臓器を切らずに治療します。
 放射線を使うため、痛みや熱さなど何も感じず、多くの場合、体への負担が少なく外来通院治療も可能です。1回線量を安全な量まで少なくし、数回~数十回に分けて照射します。

スタッフ紹介

瀬田 秀俊

診療部長 兼 中央放射線部長 兼 放射線診断科部長瀬田 秀俊 (セタ ヒデトシ)

昭和62年医学部卒業

認定資格

・日本医学放射線学会専門医

技師長 刀根 淳也 (トネ ジュンヤ)

放射線技師

  • 正規職員:28名
  • 臨時職員員:4名
    ※うち、女性技師:9名

有資格者

  • 第1種放射線取扱主任者:7名
  • X線CT認定技師:4名
  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:3名
  • 放射線治療専門放射線技師:2名
  • 放射線治療品質管理士:2名
  • 医学物理士:2名
  • 超音波検査士:5名
  • 脳神経超音波検査士:1名
  • 磁気共鳴専門技術者:2名
  • 救急撮影認定技師:1名