診療科のご案内

救命救急センター

昭和52年から国策として救急医療対策事業実施要項に基づく三次救急医療中核施設として、いわゆる救命救急センターが人口100万人に1施設の割合で設置されることになりました。
その中で三重県立総合医療センターの救命救急センターは平成6年10月1日に三重県2番目の施設として開設されています。1年を通じて24時間体制で重症患者を受け入れ、高度な救命救急医療を提供しています。四日市地区をはじめとした桑名、いなべ、鈴鹿の北勢地域、津、伊賀、名張の地域及び新名神や名阪国道での傷病者の二次、三次救急患者の医療を担っています。さらに、ヘリポートを有しており、ドクターヘリ、防災ヘリからの重症患者も受け入れています。
 ある方が傷病者になったとき、近隣住民の迅速な応急対応が救急救命士の救急活動につながります。
これらの病院前救護活動を当救命救急センターは引き継いで、救命処置を実施します。そして傷病者の重篤な病態を迅速に安定化し専門診療科の治療へとつなぎます。
この救命の連鎖を充実させ重症者の社会復帰を可能にする救急医療を当救命救急センターは目標としています。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害、急性心筋梗塞、狭心症、大動脈解離等の循環器障害、呼吸器障害、腹部疾患、交通事故や落下事故による多発外傷など、多岐にわたる重篤な疾患に対応します。さらに、社会問題である少子化に対応する周産期医療や小児医療と緊密に連携して活動しています。

救急・集中治療科

 迅速な対応を必要とする重症患者が診療科の専門治療を受けるには全身状態の安定化が必要です。
 ただし、診療科単科で対応が困難な多臓器障害、中毒、多発外傷などは、診療科の枠を超えた集学的な集中治療が必要です。このため診療科の枠を超えた集中治療による重篤患者の安定化のために平成29年4月1日に「救急科」を「救急・集中治療科」に変更し、積極的に集学的な集中治療を行えるようにしました。
そこで救急医と集中治療医は担当診療科の主治医と緊密に連携し、重篤な病態に対する集中治療を実施します。
 また、当救命救急センターの看護体制は手厚く、患者の病態把握や治療に必要な医療機器は臨床工学技士のもとで安全に管理されています。
 救急・集中治療科は重篤な病態を脱する支援を行い、重症患者の早期社会復帰を目指します。

災害医療

 三重県立総合医療センターは厚生労働省の要請により三重県知事が災害時における初期救急医療体制充実強化を図る目的で、平成9年1月に基幹災害拠点病院の指定を受けました。災害時には重症患者を受け入れるとともに自己完結型医療救護班(DMAT:災害急性期に活動できる機動性を持つ災害トレーニングを受けた医療チーム)を被災地に派遣します。
北勢地区が被災地となった時には応急用資機材の貸し出しも行います。四日市地区はもちろんのこと、三重県内の地震や台風等の自然災害、列車事故や爆発事故などの大規模災害に対し、常に準備している施設です。また、当救命救急センターには災害対策室があり、日本DMAT隊員が多く所属しています。日本DMAT隊員を養成し、現在1チーム5名編成で4チームが組織できる状態にあります。平時は病院職員の災害訓練や救急救命指導の中心的役割を担いながら災害拠点病院および災害支援病院との連携に努めています。平成25年、28年、29年の内閣府主催の南海トラフ地震の大規模地震時医療活動訓練に参加し、国や県の災害医療活動との連携を図っています。近年の東日本大震災や熊本地震災害に医療救護班を派遣し、コンビナートや名阪国道の事故の集団災害にも、DMATを中心に病院での災害対応をしています。今後も大規模災害に備えたトレーニングを積み重ねます。

教育

 当救命救急センターは日本救急医学会救急科専門医指定施設です。三重県ではまだ数少ない日本救急医学会指導医や、集中治療医学会専門医が勤務しており、救急医療・集中医療の指導を直接受けることができる施設です。さらに、研修センターを通して医学部学生, 看護学生, 初期研修医, 後期研修医, 救急救命士を多数受け入れ、各種救急教育コースのインストラクター資格を有したスタッフが指導者として臨床教育の役割を果たしています。医師の救急専門医取得を支援するとともに、今後は集中治療専門医研修施設となり集中治療専門医の取得支援も目指しています。

スタッフ紹介

田代 晴彦(救命救急センター長)/タシロ ハルヒコ

・昭和56年医学部卒業
・日本脳神経外科学会専門医

伊藤 秀樹(救命救急センター副センター長)/イトウ ヒデキ

・平成5年医学部卒業
・日本外科学会専門医
・日本救急医学会専門医
・ICD(日本救急医学会推薦)
・JPTECインストラクター
・日本DMAT隊員
・MMC新医師臨床研修指導医

山本 章貴(救命救急センター副センター長)/ ヤマモト アキタカ

・平成9年医学部卒業
・日本救急医学会専門医・指導医
・日本集中治療医学会集中治療専門医
・日本脳神経外科学会専門医・指導医
・日本脳神経血管内治療学会専門医
・日本航空医療学会認定指導者
・日本DMAT隊員・統括DMAT
・JATECインストラクター
・JPTECインストラクター
・MCLSインストラクター
・ICLSインストラクター
・MMC新医師臨床研修指導医
・三重大学医学部臨床教授

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