救急・集中治療科

救急・集中治療科

 救急・集中治療科は、主に救命・救急医療と集中治療を行っています。

診療方針

山本 章貴

救命救急センター長 兼 救急・集中治療科部長山本 章貴

受診される皆様へ

 救急・集中治療科は救急外来と集中治療室(ICU)、救急治療室において救急の患者様や重症の患者様を診療しています。
 救急外来では救急・集中治療科が中心となり各専門診療科の支援を受けながら救急治療に当たるとともに研修医の救急医療の指導を行っています。
 集中治療室では敗血症などの全身の管理が必要な重篤な患者様を主診療科と協力して治療しています。
 救急治療室では救急搬送された不安定な状態の患者様を症状に合わせて適切に治療しています。

  

かかりつけ医の先生方へ

 救急・集中治療科はかかりつけ医の先生方からの救急要請にお応えすべく努力しております。救急を要する患者様の早期状態安定化に努め、各専門診療科へつなぐ診療を心がけています。患者安全の為に救急要請をしていただければ幸いです。
 先生方からの診療情報提供は早期安定に非常に助かります。御多忙のこととは存じますが、可能な範囲での早期情報提供をお願い申し上げます。

診療内容

心臓血管障害

 虚血性心疾患、不整脈、心弁膜症、大動脈解離などの心血管疾患の診断を行い、急性期病態の安定をはかりつつ専門診療科につなげます。

検査

 心電図、心エコー、レントゲン検査、単純および造影CT検査、専門診療科による心臓カテーテル検査

中枢神経障害

 脳梗塞、くも膜下出血、脳出血などの脳血管障害、けいれん等の急変する疾患の急性期病態を安定化し専門診療科につなげます。

検査

 CT検査、MRI検査、専門診療科による脳血管撮影 

多発外傷

 頭部外傷、脊椎脊髄損傷、胸部外傷、腹部外傷、骨盤および大腿骨骨折など多発外傷急性期の病態を安定化し、二次障害を阻止します。
 病態安定後に引き続き治療を要する診療科につなげます。

検査

 レントゲン撮影、CT検査、MRI検査、血管撮影

重症感染症

 敗血症に伴うショック状態を治療し病態を安定化します。安定化後に原因となった基礎疾患の専門治療科に診療をつなげます。

急性中毒

 自殺企図などの大量服薬に対する初期治療を行った上で精神科診療へつなぎます。

診療実績

スタッフ紹介

山本 章貴

救命救急センター長 兼 救急・集中治療科部長山本 章貴(ヤマモト アキタカ)

平成9年医学部卒業

認定資格

・日本救急医学会専門医/指導医
・日本脳神経外科学会専門医
・日本集中治療医学会専門医
・日本脳神経血管内治療学会専門医
・日本DMAT隊員(統括DMAT)
・JPTECインストラクター
・MMC新医師臨床研修指導医
・三重大学医学部臨床教授

救命救急センター副センター長 兼 医長冨田 正樹(トミダ マサキ)

平成18年医学部卒業

認定資格

・日本麻酔科学会専門医
・麻酔科標榜医
・日本救急医学会認定ICLSコースディレクター
・JPTECインストラクター
・日本シミュレーション学会認定CVCインストラクター
・日本DMAT隊員
・臨床研修指導医